オリパラ・オクラ・プロジェクト(その3)

聖火ランナーとして、子供たちに伝えられること
  オリパラ・オクラ・プロジェクト1年目・3年目担当
  2021年6月25日 オリンピック聖火ランナー
    掛川市立西郷小学校教員   鷲山 智久

4年前に西郷小学校の応接室で、しあわせ野菜畑さんからオリパラ・オクラ・プロジェクトの話を聞いたとき、オリパラは遠い先の違う世界の話でした。
その自分がオリパラ・オクラ・プロジェクトの本番前の準備の年に6年生の担任としてこの活動に関わり、子供たちと一緒にオクラを育て、一緒に考え、一緒に学び、その思いをオリンピックの聖火ランナー募集作文に書いたのが3年前でした。
そして、オリパラの1年延期を受けて、本番の今年再び6年生の担任となり、子供たちと一緒に育てている中で、オリンピック聖火ランナーとして走らせていただきました。
この活動を通して、子供たちが食や環境、国際意識への意識がどんどん高まっていくのを感じました。
地域の障がい者就業支援事業所さんとも関わることで、福祉や地域に関する意識も高まっています。

聖火ランナーに選ばれてからたくさんの人から励ましの言葉をいただきました。
走っている最中にはたくさんの笑顔と応援をいただきました。
この「2020オリパラ・オクラ・プロジェクト」を盛り上げ、成功させることが多くの人の思いを紡ぎ、地域の希望の光がつながっていくことだと信じています。
子ども達は、この活動が地域やオリンピックについてよく考え、より深い学びにつながっています。オリパラを通して、子ども達の心におもてなしの心を育くみ、地域を愛し、未来への希望の種まきを行っていきたいと思います。