オリパラ・オクラ・プロジェクト(その2)

2020オリパラ・オクラ・プロジェクト

しあわせ野菜畑では、地元の小学校と障がい者就労支援事業所と連携して、東京オリンピック・パラリンピック選手の皆さんへ食材を提供することを目指した「2020 オリパラ・オクラ・プロジェクト」を3年前から展開しています。
オクラを選択した理由は①子供たちへの教育効果が高いこと、②障がい者への収穫作業委託がしやすいこと、③開催時期と栽培時期があっていることです。
オクラはアフリカ原産で、アフリカの国々にとって身近な食材であり、奴隷貿易で持ち込まれたアメリカ合衆国では南部の郷土料理(ケイジャン料理、ガンボ)に欠かせない食材となっているという歴史を持っており、小学校の社会科や家庭科、理科、美術といった授業で取り上げて総合的に学習ができる教材だと考えました。
地元の掛川市立西郷小学校では毎年6年生が参加しています。この活動を通して子供たちが食や環境、国際意識、福祉への関心を高めながら、「おもてなしの心」を育むことが目標です。
下記のQRコードにスマートフォンをかざすと取り組みの様子を見ることができます。

1年の準備を経て本番を迎えるつもりであったこの取り組みも、オリパラが1年間延期となったことで、3年がかりとなりました。
西郷小学校で1年目に6年生の担任の一人であった鷲山先生がこの活動を評価していただき、オリンピックの聖火ランナーに選ばれました。
そして今年再び6年生の担任として取り組んでいます。
鷲山先生が寄稿してくれた文章をご紹介します。