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元気な野菜の届け方

有機農業で野菜を育てていて不思議に思うのは、同じ種袋の種を同じように育てているのに、大きさや形がまったくそろわないことです。青虫に食べられて穴だらけになってしまう株もあれば、病気で気づかないうちに消えてしまう株もあります。そして、そのすぐ隣で、何事もなかったかのように元気に育っている株があります。

私たち人間も、同じ環境で育っても一人ひとり個性があるように、同じ品種・同じ袋に入っている種でも、遺伝子が完全に同じというわけではありません。虫や病気への強さも、生育のスピードも、それぞれです。バラつきがあるのは当たり前なのです。

農薬を使えば虫害や病気を防げますし、化学肥料を使えばぐんぐん成長し、見た目の大きさや形がそろいます。しかし、それはあくまで、「見た目」であって、それぞれの野菜が本来持っている「生命力」まではそろえられません。

ときどき、「有機野菜を食べたら体調がよくなった」とか「アトピーが落ち着いた」というお手紙をいただくことがあります。それは、その方自身の前向きな気持ちの影響が大きいと思いますが、もし私たちの野菜が少しでも役に立っているのだとしたら、それは“有機野菜を食べたから”ではなく、

農薬や化学肥料に頼らないオーガニックというフィルターを通して元気な野菜が生き残り、その“生きる力”を食したからだと思います。

農薬を使わないこと、化学肥料を使わないことは、“元気な野菜”、“生きる力”をお届けするための手段です。

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