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「実りの秋」という言葉から、秋は野菜が豊富な季節と思われがちです。しかし、この言葉はお米や果物の収穫を指しています。9月から10月中旬にかけては、夏野菜が終わり、冬野菜がまだ育っていないため、野菜の種類が少なくなる「端境期(はざかいき)」と呼ばれる時期です。
特に最近は夏の暑さが厳しく、冬野菜の種まきが思うようにできません。大根、キャベツ、白菜、ブロッコリー、ホウレンソウ、小松菜などの冬野菜は、涼しくならないと芽が出にくいのです。
私たちの地区では人参の種まき時期は8月20日頃とされていましたが、ここ数年は猛暑の影響で、この時期だと芽が半分ほどしか出てくれません。あの暑さの中で小さな芽を出せというのは酷なようです。やっと播いてみたら、線状降水帯による大雨で、播いた種が流れてしまって、がっかりすることもあります。
それでも畑では、少しずつ冬野菜が育ち始めています。大根やキャベツの苗が日に日に大きくなり、サツマイモ、インゲンの収穫も始まりました。これからは、お鍋や焼き芋が楽しみな季節に向かっていきます。
しあわせ野菜畑の有機野菜は、自然の中で育つ露地栽培です、そのため、どうしても端境期が生じてしまいます。端境期に育つ野菜に感謝しながら収穫しています。ぜひ今の時期ならではの野菜をお楽しみください。
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