オーガニック野菜の味は濃いといわれます。
品種選択や栽培管理の工夫など理由は複合的だとは思いますが、一番の理由は化学肥料を使っていないことです。
化学肥料の長所は、少しの量で大きな増収効果が期待できることです。
化学肥料は、本来ならば大きくなれないものも大きくする力があります。化学肥料のおかげで世界の人口増加に対応できているといえます。
有機肥料は植物の栄養素というより微生物の食料です。
土の中の微生物が食べて分解してから植物に吸収されます。
少しずつゆっくり、いろいろな栄養分を吸収しながら有機野菜は大きくなるので、味が濃いと感じると思われます。