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身土不二

お昼のお弁当を農場で食べることがあります。
おかずは農場でとれた野菜です。お米は農場から見える田んぼのお米です。

野菜やお米を見ながら食べるお弁当は、自然と「いただきます」の気持ちになります。

「身土不二」(しんどふじ・しんどふに)という言葉があります。「人間の身体は住んでいる風土や環境と密接に関係していて、その土地の自然に適応した旬の作物を育て、食べることで健康に生きられる」という仏教の教えです。

 「You are what you eat」(体は食べたものでできている)という言葉もあります。植物は光のエネルギーを使って、二酸化炭素と水から炭水化物を作ります。そして、根から吸収された窒素を結合させてアミノ酸やたんぱく質を作り、こうしてできた食物を食べて私たちの体が作られます。
 農産物を栄養源と考えれば、輸入品の方が安価であったり、食べやすかったり、栄養的にも優れていることもあります。しかし、「体は食べたものからできていて、食べ物は、その土地の空気と土と光から出来ている」と考えると、自給率が3割ということは、体の7割が外国製品で出来ているということです

 

 農場でお弁当を食べている時、ひとりで野菜の手入れをしている時、「そうか、ここで出来たものを食べているということは、体の中と外が同じもので出来ているということなんだ。そうすると、頭の中の思考だけが自然の中でふわふわと浮遊していることになるんだなぁ」と思います。

 そう考えると「大概なことは大したことない」と思えます。


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