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「しあわせ」の積み重ね

【記事の出典元について】

しあわせ野菜畑の代表の大角は、静岡県高等学校の農業教員でしたが、47歳の時に退職し2008年に農業を始めました。教員生活は大変楽しく充実していましたが、農業経営者として自分自身が農業の可能性に賭けてみようと考えました。
起業して7年目の2014年4月から1年間、地元の静岡新聞に農業経営者の声「こだま」を毎月2回書かせていただく機会がありました。
「こだま」は農業者が交代で書くことになっており2015年3月で終了しましたが、その後、毎月1回農業欄のコラムとして「野菜が好きになる話」、2025年からは「有機農業始めて見ませんか」を書かせていただいています。

野菜宅配セットをお送りしているお客様にお届けしているニュースレター「しあわせ野菜新聞」、それからNoteの文章は、静岡新聞の農業欄「野菜が好きになる話」が元原稿になっています。

今回の記事は2014年に書いた「こだま」の原稿です。
当時とは、現状が変わっている部分も多いのですが、自分自身の原点としてそのまま記載しました。

「農業で起業したころの想い」としてお読みください。

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「しあわせ」の積み重ね

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「大角さん、どうして、しあわせ野菜畑っていう名前にしたのですか。大角さん自身が、しあわせでなければ始まらないですよ。」

 農業を始めた頃、農業経営の勉強会で講師の先生から言われた言葉です。
農業経営も勉強やスポーツと同じだと思います。目標にしていたことが思い通りにいかないと、自分の進むべき道が本当にこれでいいのかと不安になって笑顔を忘れてしまいます。自分が小さく思えて、出来ない理由ばかりが浮かんできて、どうしてかなぁと後ろ向きになります。

 納得のいく結果を出すまで頑張れるかは、結局自分自身の問題です。思い通りにいかない時でも、最終的な目標を達成している自分をイメージしたり、この道を進めば自然と問題は解決できると信じることだと思います。人と比較するのではなく1年前の頑張っていた自分に負けないように、1年後の自分が「もっと頑張っておけばよかったのに」と思わないように努力したいと思います。
 どうせやるのなら笑顔で楽しんでみようと開き直って、気分転換を上手に取り入れ、小さな「しあわせ」を積み重ねていくこと、そんなことがコツなのかなと思います。

 昨年の4月から、毎月2回この農業欄「こだま」を書かせていただいて、今回が最後となりました。書くことで自分の考えがまとまり、いろいろな人から声をかけていただいて励みになりました。このような機会を得られたことを、とても「しあわせ」だと感謝しています。
  1年間、読んでいただきましてありがとうございました。


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