
しあわせ野菜畑に新しくスタッフが加わりました。
片岡さんと言います。18歳の時にアトピー性皮膚炎を発症しました。
紆余曲折を経てたどり着いた答えは「食」の大切さ、縁あって島根県雲南市で自然農の研修を行うことができました。雲南市は有機農業や自然農がとても盛んです。そして、2016年に始めてコウノトリが目撃されてからからは、地域一丸となって“コウノトリが繁殖しやすい環境作り”に取り組み、今では(2025年)、水田や川などで数羽が餌をとる姿が見られるようになりました。
片岡さんは3月に研修を終了し、雲南市で棚田でのコメつくりや、耕作放棄地を畑に戻して有機野菜つくりをしようと準備をしていた矢先、父親が病に倒れ、島田市の実家に戻ることになりました。
そして、父親の介護をしながらも、有機農業や自然農に携われることができないかと探し求めたのが、しあわせ野菜畑です。
しあわせ野菜畑のスタッフとしての採用が決まったのが7月下旬、数日働いた後、島根に残してきた荷物を取りに車で出かけました。お世話になった方々への挨拶も済ませて戻り、しあわせ野菜畑で有機野菜を育てる日々が始まろうとしていました。
その初日の8月12日、掛川市と島田市の間にある水田でコウノトリを見つけました。何人かは見ているはずですが、コウノトリを見たことがない人は、そのことに気が付かないようです。
コウノトリは環境が良い場所を探して移動します。もしかしたら、車を追って、島根からついて来てくれたのかもしれない、そんなことを思ったそうです。
コウノトリ・・・幸の鳥。 片岡さんのしあわせ野菜畑と一緒に過ごす生活に、幸せを運んできてくれました。
コウノトリの様子(動画)が見られます。(2025年8月12日14時頃、島田から掛川に続く道の横にて)
https://youtube.com/shorts/UFCONrUI074?feature=share
