ふるさと納税からもご注文いただけます 詳細はこちら

大根の食べ方

しあわせ野菜 レシピ
「有機大根」

大根は1年中出回っていますが、一番おいしいのは1月から3月の冬大根です。ところで、皆さんは大根の花を見たことがありますか。小さな白い花びらの清楚な花です。 寒い冬を過ごした大根は4月位になると花を咲かせてしまいます。ですから、大根の旬の時期はそろそろ終了です。
お届けするのは「冬みね」と「濱の春」という冬大根の代表的な品種です。1月2月の寒風の中で大きくなりました。露地栽培ですので時には凍るような寒い日がありました。そんな中でも育った生きる力がいっぱいの大根です。有機栽培でゆっくり育った大根はずっしりと重たいです。包丁で切った時も、包丁にくっついてしまって離れないくらいに、細胞が緻密です。加熱すると旨味が実感できます。

——————————————

有機栽培の大根は、慣行栽培(化学肥料や農薬を使った一般的な栽培方法)と比べて、細胞が緻密なので、加熱する時間を長めに取ってください。
煮崩れが少なく、旨味たっぷり、非常に美味しく料理に仕上がります。

「大根と豚肉の炒めもの(中華風)」

【 材料 】  
有機大根(一口大に切ります)、豚こま切れ肉、しょうが、にんにく(みじん切り)、醤油、酒、ごま油

【 作り方 】
1.大根を一口大に切り、豚こま切れ肉とともに炒めます。
2.しょうがとにんにくを加えて炒め、香りが広がったら醤油、酒を加えます。
3.大根が柔らかくなり、全体がよく混ざったらごま油を加えてさらに炒め、器に盛り付けます。

【 ひと手間・ひと工夫 】
マクロビオティックでは砂糖を入れません。
砂糖がなくても有機大根は旨味があるのでおいしくいただけると思いますが、甘みが欲しい場合はミリンをおいください。

  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 

「大根のマスタードソテー(洋風)」

マスタードの風味が効いた大根をさっぱりと楽しめる一品です。チーズを使用せず、クリーミーさを抑えた料理です。

【 材料 】  
有機大根(一口大の乱切り)、オリーブオイル、玉ねぎ(みじん切り)、マスタード、白ワインまたは野菜ブイヨン、塩とこしょう

【 作り方 】
1.大根を一口大に切ります。
2.中火でオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒めて透明になるまで炒めます。
3.大根を加え、全体が均一に混ざるように炒め続けます。
4.マスタードを加え、混ぜ、大根がコーティングされるまで炒め続けます。
5.白ワインまたは野菜ストックを加え、中火で煮詰めるまで炒めます。
6.味を調整し、塩とこしょうで調味します。

【 ひと手間・ひと工夫 】
・お好みで他のハーブやスパイスでアレンジしてみてください。
・出来上がったところに、刻んだパセリなどを振りかけてください。

  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 

「大根のロースト(洋風) 」

【 材料 】  
有機大根(一口大に切ります)、オリーブオイル、塩、ローズマリー(乾燥または新鮮どちらでも)、粒マスタード

【 作り方 】
1.大根を一口大に切り、オリーブオイルでコーティングします。
2.ローズマリーと塩を振りかけ、オーブンで180℃に予熱したローストパンに並べます。
3.約30分焼き、大根が柔らかくなり、表面がカリッとしたら取り出します。
4.粒マスタードを添えて出来上がりです。

  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 

「大根おろしサラダ(和風)」

【 材料 】  
有機大根(薄切りまたは千切り)、しょうゆ、みりん、ごま油、おろしポン酢(他のドレッシングでも可です。)

【 作り方 】
1.大根を薄切りまたは千切りにし、ボウルに入れます。
2.しょうゆ、みりん、ごま油を適量加えて優しく混ぜ、味をなじませます。
3.サラダ皿に盛り、おろしポン酢をかけます。

【野菜レシピ 監修】しあわせ野菜畑 大角美穂

・東海調理専門学校調理師科にて調理師資格取得
・リマ・クッキングスクール師範コース修了
・クシ・マクロビオティックアカデミー、ナチュラルスウィーツコース修了
・ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター(通称「野菜ソムリエ」)
・日本食育インストラクター