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ジャガイモを切ったら中が空洞になっていました

ジャガイモが空洞であったり、中が黒くなったり、赤くなっていることがあります。

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 切った時に中が空洞になるのは病気や腐っているわけではありません。成長時に高温や多雨で元気で成長が進んだり、完熟してから収穫すると肥大が進んで起こりやすくなります。
 空洞部分の回りが黒くなっていたりシミ状になるのはデンプンが空洞部分で酸素に触れて酸化したためです。赤くなることもありますが、これは寒さへの抵抗力を高めるためアントシアン(赤い色素)ができたためで、いずれも食べても健康上の問題はありません。
 空洞果は8月に植えて11月に収穫する秋ジャガに発生しやすいです。本州では春と秋にジャガイモを育てていますが、ジャガイモの大産地である北海道では年1作で秋ジャガは作りません。また、大型農場では選果場でスキャナ装置を設置して空洞化を外しています。そのため、市場に出回ることはあまりません。
 食べられるとは言うものの、見た目は悪く、おいしくありません。外見からは判別できないため、お届けしてしまいましたら申しわけありません。