ふるさと納税からもご注文いただけます詳細はこちら

秋ナスは嫁に食わすな



インド生まれのナスにとっても日本の夏は蒸し暑く、体が少しづつ弱ってきます。
肌つやがなくなり、時には肌割れをしまったりします。そもそも、花を咲かせて見をつける元気すらなくなります。

そこで7月下旬から8月上旬になったら、人さし指位の太さの枝のところまで切り戻しをします。
このことを専門用語では「切り戻し剪定」といいます。

株の大きさとしては半分くらいになります。細い枝が全部整理されて、葉の量はとっても少なくなり、太い枝が目に付くような状態です。

oplus_2

 花や実がついていない状態にしてあげて、「がっちりした体に戻してあげましたよ。この暑い中で、花をつけて子供を育てるのは大変だから、少しの間休んでから、また活動を再開しましょうね」という感じです。
 園芸学的に言うと生殖成長から栄養成長に戻す管理作業です。

 

 こうして9月以降、涼しくなって再び枝を伸ばして花をつけて採れはじめるのが秋ナスです。
株が成熟してから採れる秋ナスには子孫を残すために種がいっぱい詰まっています。
 秋ナスは切った時に黒い種がたくさんありますが、これは成熟の証です。

 有機栽培のしあわせ野菜畑の秋ナスは元気がいっぱい、子孫を残そうと種がびっくりするくらい多いです。時々、お客様から「ナスを切ったら黒い種がいっぱいあってびっくりしました。食べられますか」という問い合わせがあったりしますが、”生きる力”のある証です。

 栄養価も秋ナスの方が高いです。「秋ナスは嫁に食わすな」というのは、秋ナスが嫁に食わすには勿体ない位美味しいからというだけではなく、ナスにはカリウムがたくさん含まれていて、利尿作用があり身体を冷やす効果があるので、身重のお嫁さんの身体を案じて冷やさないようにという気配りの優しさといわれています。

○  ○  ○  ○  ○

しあわせ野菜畑の有機野菜は下記からお求めになれます。




https://yasai888.base.shop/