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暑さの乗り切り方

「夏の楽しい思い出」・・・いくつ持っていますか?



 コロナの頃、アルバイトで来てくれていた矢﨑君という大学生がいました。
 彼は、高校時代に弓道でインターハイ全国大会に2回出場し、団体戦で全国4位の成績を残しています。

 全国大会の開催は8月です。協賛企業の大塚製薬により、選手はポカリスエットが自由に飲めるそうです。
 夏休みは週5日アルバイトに来てくれてました。炎天下での農場仕事の休憩の時に「全国大会の試合前に会場の日陰で仲間たちと飲んだポカリスエットが美味しかったなぁ」と楽しそうに話していました。

 それから、毎年夏になると、スタッフに熱中症飴や休憩時にはアイスを渡しながら、矢﨑君の話をして暑さ対策に一番効果があるのは、夏の楽しい思い出をたくさん持っていることだ。」と話しています。 
 
「社長、これだけ暑いと、気持ちだけでは乗り切れませんよ・・・」とは言われますが(笑)

なぜ、暑い夏にお祭りをするんだろう

 さて、8月のある日、今日は朝から熱い(暑い)なぁと思っていたら、近くの浜松市で国内観測史上最高気温の41.1度(2020年)が記録されました。
 その浜松でも特に暑いと言われる天竜二俣では8月の下旬の炎天下の中、13台の屋台(山車)が猛スピードで引き回されるお祭りが開催されます。

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8月、猛暑の中の二俣祭り


 この地に3年間勤務したことがあります。見ているだけでも暑くて苦しいのに、どうやら小さな時から真夏のお祭りを体験している人たちにとって、暑いことは楽しいことのようです。

 お祭りに向けての練習で、夏の間は毎夜、太鼓やお囃子が聞こえてきます。その間はみんな笑顔、毎日夜店が開かれているようなものです。そして、炎天下での屋台の引き回しがクライマックス、暑さは楽しい思い出とセットになっています。

 暑い夏になぜ、汗だらけになってお祭りをするのか。
「暑さ対策に一番効果があるのは、夏の楽しい思い出をたくさん持っていることだ

・・・きっとそうです(笑)