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ナスの話

ご存じですか?

①ナスの皮の紫色は何と言う色素でしょうか。

②ナスは英語でエッグ・プラント(卵のような野菜)といいます。なぜでしょうか。

③温室栽培か露地栽培かはナスの皮の色でわかります。皮の色が薄いのはどちらでしょうか。

④茄子・・・あなたは「ナス」と読みますか、 「ナスビ」と読みますか?

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①ナスの皮の紫色は何と言う色素でしょうか。

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ナスの皮が紫色をしているのはナスニンというアントシアニン系色素によるものです。
ポリフェノールの一種で、私たちにとっては、老化を進める活性酸素を消去する「抗酸化作用」があると言われています。
植物にとっては、アントシアンは紫外線の害から体を防ぐ機能を持っています。日焼け止めクリームのような働きですね。


②ナスは英語でエッグ・プラント(卵のような野菜)といいます。なぜでしょうか。

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ナスの故郷はインドです。
ナスはアントシアンによってインドの照りつく太陽から体を守っていました。そして、ナスはインドを植民地としたイギリス人によって、ヨーロッパやアメリカへと広がったのですが、それらの地域ではインドと比べて紫外線が弱く、ナスはそれほどアントシアンを必要としませんでした。
そのため、ナスは卵みたいに白くなり、エッグ・プラントと名付けられました。



③温室栽培か露地栽培かはナスの皮の色でわかります。皮の色が薄いのはどちらでしょうか。

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ナスの手入れ



日本でも光が弱い冬のナスや、紫外線が弱くなるハウス育ちのナスは色が薄くなります。
以前、試しにナスに袋をかけて育てたら本当に卵のように白いナスができました。(おいしくはありませんでしたが・・・・)
   



④茄子・・・あなたは「ナス」と読みますか、「ナスビ」と読みますか?

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ナスの花

茄子という漢字を、愛知より東では「ナス」、三重より西では「ナズビ」と読むそうです。
静岡はナスです。
ナスの語源は「夏の実」であり、植物全体がナスで、食する部分は実(子供)だから「ナスビ」という言い方のほうが的を得ているのかもしれませんね。


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