ジャガイモの原産地は南アメリカのアンデス山脈です。トウモロコシとジャガイモはインカ帝国の主食であり、16世紀末にスペイン人がインカを征服するにあたり、ヨーロッパに持ちかえりました。
アンデス山脈の平均標高は約3,500m、面積は日本の約3倍もある山岳地帯です。緯度としては熱帯地方ですが寒冷な気候です。
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ペルーとボリビアの国境であるチチカカ湖の周辺の草原地帯にジャガイモの原種がたくさん発見されていますが、チチカカ湖の標高は3810m、富士山より高い場所にあります。
ジャガイモのふるさとは、そのような場所ですので日本の本州の夏の気候はジャガイモには暑すぎます。
そこで、本州では3月に植えて6月に収穫する夏ジャガと、9月に植えて11月に収穫する秋ジャガの年間で2回の作付け体制で栽培します。
一方、北海道ではジャガイモを5月頃に植えて9月頃に収穫する年一作です。
収穫の最初に収穫するジャガイモはさっぱりした食感があり「新じゃが」と言われますが、新じゃがとして、6月に売られていたり、9月に売られていたり、11月に売られたりしているのは、栽培地によりジャガイモの作付け体系が違うからです。



収穫作業は重労働で、春ジャガの収穫時期は梅雨と重なっていて大変です。
しあわせ野菜畑ではジャガイモ堀り機を使って掘り上げをしています。
スタッフは総動員、臨時スタッフも加わって、梅雨の合間の晴れた日に収穫をしています。
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