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自根(じこん)キュウリの収穫が始まりました

自根(じこん)キュウリとは「自分の根」で育っているキュウリのことです。

スーパーで売られているキュウリの多くは、同じウリ科のカボチャを台木にした接ぎ木キュウリです。

ネットを使って空中に伸ばして育てるキュウリの様子

キュウリはスイカと同じように、地面に広がって育つ「地ばい」が本来の姿です。

しかし、日本の夏は蒸し暑いため、地ばいにするとカビの病気にかかりやすいため、ネットを使って空中に伸ばし、風通しをよくしています。

しかし、キュウリの根には高いところまで水を吸い上げる力がありません。そこでカボチャに接ぎ木をします。カボチャの根は水を吸い上げる力が強いので、カボチャに接ぎ木をすると、水を吸い上げてキュウリをたくさん収穫することができます。病気にも強いので収穫期間が長くなります。
カボチャと同じように皮が厚く、輸送中の傷みも少なく、保存性も高まります。ワックスを塗ったかと思えるくらいにピカピカと表面が光って綺麗に見えます。

しかし、皮が厚いというのは硬いということです。水の吸い上げがいいということは、味が薄いということです。
 

自根キュウリ、形がバラバラ白い粉がついている。しかし、味も香りも食感も格別です。

自根(じこん)キュウリ、白くて形がスマートではないのが本当のキュウリです。

自根キュウリは、接ぎ木キュウリと比べると、収穫量が少なく、皮が薄いので傷つきやすいです。
 形はバラバラ、スラッとしていません。
また、ブルームと呼ばれる白い粉が表面につきます。ブルームはキュウリ自身から分泌される天然物質ですが、農薬と勘違いする方もいます。
 
そんなことから、スーパーで販売されているのは、ほとんどが接ぎ木キュウリなのです。
しかし、おいしいのは自根キュウリです。
自根キュウリにはキュウリ本来の味と食感があります。
ほのかな甘みと香りがあり、キュウリ本来のおいしさがあります。皮は柔らかくてコリコリと食感がとてもいいです。

ぜひ、自根キュウリでキュウリ本来の味と香りと食感を楽しんでください。



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