ヒモナスの、おいしいいただき方

しあわせ野菜 レシピ

「有機ヒモナス」

油との相性がよく、肉質が緻密で、麻婆ナス、夏野菜カレー、味噌炒めなどにすると、ふわっとして口の中でとろけます。暑い時には揚げ浸しがお勧めです。
とっても美味しいので、一度食していただいたお客様は普通のナスより気に入ってくださいます。
ヒモナスは別名を「ヘビナス」といいます。
風や雨が降ったりすると、びっくりして、ヘビのように曲がってしまいます。そのため規格がそろいません。規格がそろわないと市場でセリにかけられません。スーパーの棚に並べるとき、大きさが違うので値段をつけるのが面倒です。
そんなことで、「おいしいけれど、スーパーで見かけない野菜」の代表です。


——————————————

「 ヒモナスの南蛮漬け 」

【 材料2人分 】  

・ヒモナス 2本  揚げ油 適量   白髪ネギ 少々   
(漬け汁) 長ネギ 1/2本 生姜 1片 大蒜 1片 赤唐辛子 (輪切り)少々 出し汁 10cc 醤油 大さじ1

【 作り方 】

1.ヒモナスは一口大に切り、180℃の油で素上げをします。
2.バットにナスを並べ、長ネギ・大蒜、生姜、赤唐辛子を上に散らし、だしで割った醤油をかけて30分~1時間程漬けておきます。
1.ヒモナスは一口大に切り、180℃の油で素上げをします。
2.バットにナスを並べ、長ネギ・大蒜、生姜、赤唐辛子を上に散らし、だしで割った醤油をかけて30分~1時間程漬けておきます。
3.器に盛り、白髪ネギを添えます。

(ポイント) ・素上げの時間はほんの少しで、皮が薄く身も柔らかいので形が崩れてしまいます。

【 ひと手間・ひと工夫 】

一般的なナスより火が入りやすいので、調味料が染み込みやすいです。様子を見て浸し時間を調整してください。

  ○  ○  ○  ○  ○  ○ 

「ヒモナスのそぼろ餡かけ」

【 材料2人分 】  

・ヒモナス 2本 揚げ油 適量 サラダ油 大さじ1 挽き肉 100g 生姜(みじん切り)1片 出し汁 100cc
料理酒 大さじ1 醤油 小さじ1 胡麻油 小さじ1 塩 少々 水溶き片栗粉 大さじ1(同量の水で溶く)

【 作り方 】

1.ヒモナスは一口大に切り、180℃の油で素上げをして、キッチンペーパーに取り出します。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱して挽き肉を炒めて、生姜を加えます。
3.挽き肉がパラパラになったら、出し汁とヒモナスを加え、さらに料理酒・醤油・塩を加えて混ぜます。
4.ひと煮立ちしたら弱火にして、水溶き片栗粉を加えて混ぜ、強火にしてとろみをつけます。
5.仕上げに胡麻油を加えて、香りを出します。

(ポイント) ・梅雨の時期は食が進みませんが、片栗粉の代わりにくず粉を使うと整腸作用に良いのでお勧めです。

【 ひと手間・ひと工夫 】

・ピーマンやパプリカも少し加えると、彩りも鮮やかで食欲も増します。厚揚げを一口大に切って加えると、      ボリュームが出ます。

【野菜レシピ 監修】しあわせ野菜畑 大角美穂

・東海調理専門学校調理師科にて調理師資格取得
・リマ・クッキングスクール師範コース修了
・クシ・マクロビオティックアカデミー、ナチュラルスウィーツコース修了
・ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター(通称「野菜ソムリエ」)
・日本食育インストラクター