しあわせ野菜 レシピ
「有機サツマイモ」
サツマイモの原産地はメキシコ周辺の熱帯アメリカで、コロンブスによってヨーロッパに紹介され、インド航路でアフリカ、インド、東南アジアに伝わり、日本へは中国を経由して鹿児島(薩摩)から日本全国へ広がりました。
焼き芋は冬の定番ですが、熱帯アメリカ原産のサツマイモは冷蔵庫に入れておくと傷んでしまいます。北海道産のサツマイモを見ないのも、サツマイモが熱帯原産で寒さが苦手だからです。
しあわせ野菜畑のサツマイモも11月に収穫したのを、冷蔵庫ではなく保温庫に保存したものです。サツマイモは収穫したばかりより、少し保存した後の方が甘くておいしいです。オーガニック栽培のサツマイモは特に甘みが増していて好評です。
農薬や除草剤を使っていませんので、皮も安心して食してください。
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「おかず レシピ」
サツマイモは、甘くて栄養価が豊富な食材であり、さまざまな調理方法で楽しむことができます。
和食、洋食、中華でご案内します。
【 作り方 】
1.サツマイモの炒め物(中)
サツマイモを薄切りにし、野菜や肉と一緒に炒めることで、中華風の料理になります。醤油やお酒で味付けすると良いでしょう。
2.サツマイモと豚肉の甘辛炒め(中)
サツマイモを薄切りにして、豚肉と一緒に甘辛いタレで炒めます。醤油やみりん、砂糖、しょうが、にんにくを使ったタレが美味しいです。
3.サツマイモのココナッツカレー(中)
サツマイモと野菜をココナッツミルクで煮込んだカレーは、まろやかで香り豊か。カレースパイスやカレーパウダーで味を調整します。
4.サツマイモとチーズのグラタン(洋)
サツマイモを薄切りにして、チーズとホワイトソースを重ねてオーブンで焼くと、とろけるようなグラタンが完成します。
5.サツマイモのゴマ味噌煮(和)
サツマイモを大きめの角切りにし、ゴマ味噌と一緒に煮込みます。仕上げに白ごまを振りかけて食べると、風味が引き立ちます。
6.サツマイモのピリ辛ロースト(中)
サツマイモをくし形に切り、辛味を効かせたオリーブオイルやチリパウダーでコーティングしてオーブンでローストします。香ばしさと辛さが食欲をそそります。
7.サツマイモの天ぷら(和)
サツマイモを薄切りにし、天ぷら粉で衣をつけて揚げます。サクサクの食感が楽しめます。
天つゆやポン酢で食べると美味しいです。
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「おやつ レシピ 」
サツマイモをおやつや軽食として楽しむレシピです。
お好みやアレンジに合わせて、新しい味わいを見つけてみてください。
和食、洋食でご案内します。
【 作り方 】
1 蒸し焼き(和)
サツマイモを洗って皮を剥き、薄切りにします。
蒸し器で約15~20分間蒸し、柔らかくなるまで調理します。
蒸し終わったら、甘味が引き立つように蜂蜜やバターをかけて召し上がれます。
2 焼き芋(和)
サツマイモを洗って乾燥させ、アルミホイルで包みます。
オーブンで約1時間焼くか、直火で灰がかかった炭火で40~50分焼くと、外はカリッと、中はほくほくの焼き芋が完成します。
3.サツマイモのマッシュ(洋)
サツマイモを蒸して柔らかくし、マッシュポテトのように潰します。
バターやミルクを加え、好みで塩やこしょうで味を調えます。
4.サツマイモのチップス(洋)
サツマイモを薄切りにして、オリーブオイルやココナッツオイルで揚げるか、オーブンで焼くと、サツマイモのチップスができます。塩やスパイスで味付けすると美味しいです。
しあわせ野菜畑は、農福連携で野菜の収穫の一部を障がい者施設に委託しています。
サツマイモは障がいを持った利用者さんと一緒に掘り上げています。
【野菜レシピ 監修】しあわせ野菜畑 大角美穂
・東海調理専門学校調理師科にて調理師資格取得
・リマ・クッキングスクール師範コース修了
・クシ・マクロビオティックアカデミー、ナチュラルスウィーツコース修了
・ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター(通称「野菜ソムリエ」)
・日本食育インストラクター