1年中出回っているブロッコリーですが、
有機栽培のしあわせ野菜畑では12月から3月が収穫期間です。
それ以外の時期では青虫をどうしても防ぐことができないからです。
実はこの期間中だけでもブロッコリーをお届けするためには品種を3~4種類変えます。
多くの野菜は収穫期間がとても短かく、
同じ野菜を一定期間、
常にお届けできるような状態にしておくことは難しいのです。
スーパーではいろいろな産地で栽培されたものが入れ替わりで売られていますが、
それぞれの産地で収穫しているのは短期間です。
収穫期間を長くするためには、
種まきの時期と品種を少しずつ変え、
生育のスピードを変えています。
同じブロッコリーでも品種が違うと、
大きさや味が異なります。
色も形も微妙に違うんですよ。
そんなことをお客様に話したら、
「えー、そんなにいろいろ品種があるんですか?
ブロッコリーはブロッコリー、全部同じだと思っていました。」と言っていました。
お米ならコシヒカリ、アキタコマチetc、
リンゴなら津軽、紅玉etcと品種別に売られるのに、
野菜は品種関係ないですよね。
きっと多くの方が「ブロッコリーはブロッコリー」って思っている気がします。