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新玉ねぎの収穫が始まりました

タマネギの産地と聞いて、どこを思い浮かべますか?

都道府県で言えば「北海道」、産地名で言えば「兵庫県の淡路島」が有名です。瀬戸内海に浮かぶ淡路島は、年間を通じて平均気温が約16度と、タマネギの栽培に最適な気候。また、辛みをやわらげると言われる海のミネラルが豊富に含まれています。

そして、この北海道・淡路島に加えて「佐賀県」を含めた3つの地域で、全国のタマネギ生産量の約80%を占めています。

タマネギには「早生(わせ)」「中生(なかて)」「晩生(おくて)」といった品種があり、特に早生のものは「新玉ねぎ」と呼ばれています。

この「新玉ねぎ」についていえば、冬でも温暖で晴天率が高い「静岡県」が活躍しています。特に、浜松市の篠原地区(中田島砂丘に近い場所)は新玉ねぎの一大産地で、一面にタマネギ畑が広がっています。早いところでは、1月から出荷が始まります。

私たち「しあわせ野菜畑」では、有機肥料を使ってじっくりと野菜を育てているため、早生品種といっても1月や2月に収穫することはできません。それでも、4月初旬から今年も新玉ねぎの収穫が始まりました。

昨年9月に小さなポットに種をまき、10月下旬には畑に植え替えました。オーガニック栽培では除草剤を使わないため、寒風の中、コツコツと手作業で雑草を抜きながら育ててきました。2月の終わり頃からは、根元が少しずつふくらみはじめ、ようやくタマネギらしくなってきました。

新玉ねぎはみずみずしく、辛みが少ないためサラダにぴったり。葉の部分もとても美味しいので、お届けできるうちは葉付きのまま出荷しています。